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CONTRACT PROCESSING PRODUCTION

受託加工生産

「−196℃凍結粉砕」「抽出・濃縮」「各種充填」などの食品加工技術を他メーカー様の食品に活用する受託加工生産の事業を展開しています。繊細な味わいが求められるわさび商品で培った、新鮮な原料を鮮度の高いまま加工する確かな技術でお客様の期待に応えます。

素材や味をそのままに
-196℃凍結粉砕

−196℃の液体窒素を使用し、素材温度が約−80℃の状態で細かく凍結粉砕します。この技術は、繊細な香りが求められる加工わさびの原料すりおろしで長年活用してきた金印の独自技術です。他の食材にも応用が可能で、熱を加えることなく凍結粉砕ができるため、香りや鮮度をほとんど損ないません。素材本来の美味しさにこだわった商品の加工生産に最適な技術です。

粉末化が難しい…
こんな素材に!

味や香りを保ちたい!

例:本わさび
粉砕前
粉砕後(冷凍)

味や香りなど、熱に弱い成分を維持したまま粉砕できます!

【素材例】
本わさび など

水分を多く含む素材に!

例:ゆず皮
粉砕前
粉砕後(冷凍)
ペースト状(常温下)

水分が多い素材でも微粉砕化が可能です!

※フリーズドライとは異なり、常温下では溶けてペースト状になります

【素材例】
ゆず皮、レモン、夏みかん、いちご、ぶどう、もも、大葉、青のり、よもぎ など

油分を多く含む素材に!

例:マスタードシード
粉砕前
粉砕後(冷凍)

油分が多い素材でも、粉砕後ペースト状にならず、粉末状態を維持できます!

【素材例】
マスタードシード、山椒、
ナツメグ など

CASE

クラフトビール「ASOBI BEER」

「与謝野町の特産品であるホップを使用したクラフトビールを作りたい」という現地の想いで発足したブランド。日本三景 天橋立付近で大量に繁殖し、景観悪化や悪臭を発生させている牡蠣の殻を、排水ろ過などに活用しており、ビールを楽しむことで環境保全にも貢献できます。

【商品名】ASOBI –can 6本入り ¥2,610
【販売元】(株)ローカルフラッグ

ビールの原料「ホップ」

(株)ローカルフラッグ 代表取締役社長
濱田 祐太 様

弊社は、京都府与謝野町産のホップを活かしたクラフトビールづくりに取り組んでいます。与謝野町産のホップは、収穫した日にそのまま、真空し冷凍保存することで、ペレットや乾燥品に比べ、鮮度を保ったままビール醸造に使うことができる利点があります。しかし、多くの醸造所で扱っている粉砕加工を行っていないホップは、ルプリンという香りや苦味の元となる成分を抽出しにくく、タンクに詰まる原因にもなるため、使いにくいという課題に直面していたところ、金印わさび様の超低温すりおろし加工に出会いました。超低温のまますりおろしすることで、鮮度を落とさず、タンクに詰まるリスクも回避することができ、本当に助かっています。

水やアルコールなどにて天然物成分を抽出し、
遠心式薄膜真空蒸発装置で濃縮

抽出・濃縮

金印は長年にわたり蓄積したわさび加工技術を応用し、食品素材本来の香りを生かす加工技術を開発してきました。熱を加えると分解しやすい繊細な成分を保持するため、水やアルコールで成分を抽出後、減圧蒸留させることで比較的低温短時間で濃縮を行うことができます。熱に弱い繊細な香気成分は蒸留液として、呈味成分は濃縮エキスとしてご提供することが可能です。

特徴

  • ・低温処理が可能
  • ・高濃度の濃縮液が得られる
  • ・滞留時間が短い

加工素材例

  • ・各種エキス
  • ・ビタミン類
  • ・漢方薬、生薬
  • ・各種調味料
わさび濃縮エキス

添付用(1.3g)〜業務用まで、
多種多様な重量を充填できる装置を保有

各種充填

金印は加工わさびの小袋充填を業界で初めて導入し、様々な商品に対応する充填技術を開発してきました。加工わさびで培った多彩な充填技術や経験を様々な食品に応用し、お客様の用途に応じた容量や形態をご提案させていただきます。低粘度から高粘度にわたり幅広い粘性を持った商品の充填実績がございます。充填形態も多種多様に取り揃えていますので、お気軽にご相談ください。

充填サイズ

  • ・添付用(1.3g~4.5g)、シングルパック、ダブルパック
  • ・業務用(100g~1kg)、液体(100g~1.2kg)
  • ・市販用チューブ(40g)

充填材料例

  • ・低粘性素材
  • ・各種調味料

受託加工生産の流れ

  • 1

    お問い合わせ

  • 2

    ヒアリング

  • 3

    生産テスト

  • 4

    お見積

  • 5

    加工生産

  • 6

    納品