2016年01月18日お知らせ
人気テレビ番組「主治医が見つかる診療所」がん予防に期待できる「わさび」
テレビ東京系列 「主治医が見つかる診療所」 1月18日(月)の番組で『がん”にならないために!超早期発見&完全予防SP』が放送されました。
放送内容は、日本人の2人に1人が発症し、死亡原因の第1位である、「がん」の予防と早期発見をテーマに3時間のスペシャル番組で、がんを克服した医師たちが語る予防法や、がん予防に有効とされる食材が紹介されました。
その中で、大澤俊彦(おおさわ としひこ)愛知学院大学 健康栄養学科 教授/農学博士よりデザイナーズフーズ・ピラミッドを解説。
デザイナーフーズ・ピラミッドとは?
・1990年にアメリカ国立がん研究所が発表。
・がん予防の効果が期待できる食材を、疫学研究の報告数と、研究の信頼度の高さを基準に精査。
・ピラミッドの上にあるほど研究が進み、効果の信頼度が高い食材。
・このピラミッドの発表後、アメリカではがんによる死亡者数が減少した。
さらに担当博士大澤俊彦(おおさわ としひこ)愛知学院大学 健康栄養学科 教授/農学博士、日本の健康栄養学の権威である大澤博士が注目する食材や、「デザイナーフーズ・ピラミッド」に加えたい食材を解説。
≪がん予防に効果のある食材≫
『キャベツ』
アブラナ科の野菜に含まれる辛味の元となる成分でイソチオシアネートという成分が注目されおり、がん細胞を自滅させる働きがあるのではと期待されている。
・1日の摂取量の目安は、約150g
『わさび』
デザイナー・フーズには入っていないが、がん予防という意味で非常に期待できる重要な「和の食材」。日本の伝統的な野菜「わさび」の注目すべき成分、6-メチル スルフィニル ヘキシル イソチオシアネートという成分が、がん予防にすぐれた作用が期待できる。
・がん予防が期待できる1日の摂取量の目安は、5g(約小さじ1杯)
※少量でも毎日摂り続けることが大事。
『6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)』
6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート(6-MSITC)には、肝臓の解毒代謝酵素の活性を上昇させる作用があり、解毒代謝酵素は発がん物質などを無毒の物質に変える。肝臓の細胞の解毒作用を高めることで発がんの予防が期待できる。
手軽に「わさび」が摂取できる、「わさび」を使った料理の紹介
【わさび漬け】
①千切りにしたわさびを塩で揉む。
②20分程置いてから水洗いし、砂糖を加えた酒粕と混ぜる。
③40℃程度(こたつの中などを利用)で約6時間寝かせて完成。
【わさび丼】
①温かいごはんの上に、かつお節をかける。
②その上に、わさびをのせ醤油をかけて完成。